古舘伊知郎、新番組でフジへの恩義と覚悟「ダメなときは一緒にドボンだ!」
http://news.mynavi.jp/news/2016/10/15/063/ 新番組への心構えとしては「あんまり調子に乗らない」と宣言。
『サザエさん』(毎週日曜18:30〜19:00)の直後の時間帯は「やっぱりある程度年齢の行った人間のしゃべりっていうのがあって、
ニコっと笑ったり間を置いたり、イヤミな英語をはさんでから流ちょうな日本語で構成したりっていう、
東京都知事のようなしゃべりが欲しいわけですよ」と、視聴者のニーズを推察した。
『フルタチさん』という番組タイトルは『サザエさん』に掛けたものだが、
古舘は「意味不明でしょ!? 僕は最後まで反対したんです」と主張。
「『サザエさん』から『フルタチさん』は、3文字から4文字なので、語呂が明らかに違う。
プロレスも『イーノーキ!』っていう3文字はなかなか語呂がいいんですけど、『フージナミ!』はちょっとつらいんです」と例に挙げながら、
「4文字でも『トコブシさん』なら意味がつながるからいいんですよ」と不満を訴えた。
このつながりを少しでも持たせるために、オープニング映像のアイデアを出したそう。
リオ五輪閉会式のパロディーにして、「僕が(『サザエさん』ゆかりの街の)桜新町から穴にポーンと入って、
そこからお台場に出てきたらサザエさんの格好で、安倍総理みたいにすぐ衣装を引きはがさないで3秒くらい間を置いて、
『古舘です』と言って出てくるっていうのを真剣に考えたんです」というが、
「権利関係がうまく行かなかった。そりゃそうですよ、『サザエさん』側が許すわけないですよね!」と諦めたそうだ。
一方の『トーキングフルーツ』は、その道のスペシャリストをゲストに招き、その極意や心理を掘り下げていくという番組。
こちらのゲストが『フルタチさん』にも登場するというような連動展開を想定しているといい、
「こっちがチルド室で、こっちが普通の冷蔵室という感じで、すごくつながってる感じにしたい」と狙いを述べた。
また、「日曜の7時〜9時だけじゃちょっと不安だったというのもあるので、もう1個くらい自賠責保険をかけとかないと」とも語っている。