http://www.sankei.com/affairs/news/170704/afr1707040028-n1.html
埼玉県朝霞市の少女(16)が昨年3月、2年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(24)の第4回公判が4日、さいたま地裁(松原里美裁判長)で開かれた。被告人質問で弁護側から被害者への感情を問われた寺内被告は「勉強の機会を与えたが、させられなかったのが残念」「結局、何が悪かったんですかね」などと述べた。
事件を起こした背景については、脳内へ送られる“指令”によるものだと説明。弁護側から「今回(の事件)も指令に基づいてやったのか」と質問され、「記憶としてはそうです」と答えた。
寺内被告は第2回公判で行われた被告人質問で、罪の重さについて認識を問われると「車や美術品を盗むより断然軽い罪と思っていた」と話していたが、第4回公判で弁護側からその認識を改めて問われると「特に変わる要因はありません」と断言した。
起訴状などによると、平成26年3月10日、朝霞市で下校途中だった当時中学1年の少女を誘拐し、昨年3月まで千葉市や東京都中野区の自宅で、玄関の外側にかんぬき錠を付けるなどして監禁。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたなどとしている。
埼玉県朝霞市の少女(16)が昨年3月、2年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(24)の第4回公判が4日、さいたま地裁(松原里美裁判長)で開かれた。被告人質問で弁護側から被害者への感情を問われた寺内被告は「勉強の機会を与えたが、させられなかったのが残念」「結局、何が悪かったんですかね」などと述べた。
事件を起こした背景については、脳内へ送られる“指令”によるものだと説明。弁護側から「今回(の事件)も指令に基づいてやったのか」と質問され、「記憶としてはそうです」と答えた。
寺内被告は第2回公判で行われた被告人質問で、罪の重さについて認識を問われると「車や美術品を盗むより断然軽い罪と思っていた」と話していたが、第4回公判で弁護側からその認識を改めて問われると「特に変わる要因はありません」と断言した。
起訴状などによると、平成26年3月10日、朝霞市で下校途中だった当時中学1年の少女を誘拐し、昨年3月まで千葉市や東京都中野区の自宅で、玄関の外側にかんぬき錠を付けるなどして監禁。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたなどとしている。